台湾茶オンラインショップ「流々茶房」から台湾茶の入れ方をご案内します。

台湾茶の淹れ方

 台湾茶は品評会での淹れ方はルールがありますが、ご家庭で楽しむのに定番のレシピはありません。渋めが好きな方、薄めが好きな方それぞれ自分流で楽しんでください。ここでは、日本人に好まれる標準的な淹れ方をご紹介しますので、最初はこれを基本に淹れるとよいでしょう。

■ 工夫茶で本格的に楽しむ

 台湾の茶芸館を訪れたことがある人が、流々茶房の3つ星級の台湾茶を飲むと「あ、あの味と香りと同じだ」と思われることでしょう。

 台湾茶を丁寧にきちんと淹れるのであれば、中国茶器を使った工夫茶で淹れるのが一般的です。中国茶器がなくても、小ぶりの急須があれば大丈夫です。お茶会のときは、誰か一人が淹れる係りになります。

イメージ 茶器はあらかじめ温めておきます。
茶壺に茶葉を入れます。茶葉の量は、お湯100ccにつき約2gです。茶葉は大きく膨らむので、入れすぎないようにしてください。
イメージ 95度のお湯(沸かしたて)を茶壺に注ぎます。やかんの高さを、夏は高く、冬は低くして温度を調節してください。
その後、蓋をして1分半ほど蒸らします。(お好みで加減してください。)
イメージ 茶壺から茶海に、一気に移します。
イメージ 茶海から人数分の聞香杯に注ぎます。聞香杯がないときは、直接茶杯に注ぎます。
イメージ 聞香杯から茶杯に移し変えます。聞香杯に残った香りを楽しんだ後、茶杯のお茶をいただきます。
  • 台湾茶は、3~5煎は美味しくいただけます。2煎目以降の蒸らし時間は30秒~1分ほどで、だんだん長くします。
  • 茶葉を開かせ、茶葉についている埃を取るために、1煎目は捨てると言われる場合がありますが、必ずしも捨てる必要はありません。
  • 中国茶器がなくても、一般の急須でも美味しく淹れることができます。なるべく小さめの急須をご使用ください。台湾茶の茶葉は大きいので、茶こし器は不要です。

■ 手軽にできる碗泡

 大きめのお碗とレンゲがあればできる淹れ方です。

 温めておいた大ぶりのお碗に茶葉を入れ、熱湯を注ぎます。あとはレンゲですくって茶杯に移していただきます。茶葉の量はお湯200ccにつき5gほど。蒸らし時間は1分半です。

 見た目には地味な方法ですが、お茶の香りが部屋中に広がりますし、各人が自分で茶水をすくい取りますからお茶係りは不要です。気のおけない友達とのティータイムにどうぞ。

■ お茶請け

 台湾茶は烏龍茶ポリフェノールが血糖値を抑える働きがあると言われています。そのせいか、大量に飲むといわゆる「お茶酔い」することがあります。そのためにも糖分を含んだお菓子などのお茶請けをつまみながら、お茶会を楽しみましょう。

■ 食事のお供に

ご家庭の急須で手軽に淹れましょう

 台湾茶というと工夫茶でティータイムと思われがちですが、台湾でもお茶は毎日の食事のお供です。
 流々茶房のお茶のうち、2つ星の茶葉は、毎日の食事とともにいただけるようにと選びました。3つ星のお茶はちょっと贅沢な食事のときにどうぞ。

ホット  普通の急須に台湾茶を入れます。茶葉の量は、急須の容量200ccにつき約3gです。急須に熱湯を注ぎ、2~3分蒸らします。後は緑茶と同じように茶碗にまんべんなく注ぎます。2煎目からの蒸らし時間は30秒から1分ほどです。2~3煎はよい香りのお茶がいただけます。
 茶葉の量や蒸らし時間はお好みで調整してください。
アイス  鍋にお湯を沸かし、沸騰したら火を止めてすぐに台湾茶を加えます。茶葉の量はお湯1リットルにつき3~5gです。5分ほど蒸らして、漉し器でお茶を漉し、自然に冷ませた後、冷蔵庫で冷やします。(抽出は1煎のみです。)
 茶葉の量や蒸らし時間はお好みで調整してください。
 茶葉が多いと、後で渋みや苦味が出るので、ごく薄く淹れる感じでちょうどよいと思います。
 お好み次第ですが、アイスに向く台湾茶は、凍頂烏龍茶東方美人茶です。金萱茶は独特のフレーバーがあるので、アイスには向きません。

■ 茶器

 台湾茶を工夫茶で本格的に、また雰囲気を楽しみたいという方は、お気に入りの茶器を揃えてみてはいかがでしょう。

茶器

■ 茶葉の保管法

 台湾茶は長期保存ができる食品ですが、風味を損なわないようにするには、直射日光を避け、湿度の高くない所で保存してください。開封後は密閉できる容器に入れてください。